シミ抜き職人の店　　クリーニング・リフォーム・染め

　 　

和服は洗い張りをしない限りドライクリーニングになります。
服と同じように汗をかいたり水溶性のシミが付いたりすると取れずに残っています。

シミとして見えるものなら取る事もできますが、見えないシミは取る事ができません。
和服の場合、１０年、２０年としまいっぱなしにされている方がとても多いため、
ほとんどの場合酷い変色となり、着られない状態になってしまっています。

汗が付着しても目に見えてシミになることは少ないです。
冬場の寒い時期ですのでそれほど汗はかかないと思うのですが、屋内はどこへ行っても暖かく、
知らず知らずのうちに汗はかいているんです。

和服の汗を取るためには脇部分をシミ抜きで取っていくしか方法はありません。
汗をかいたと思ったら、汗取りを依頼し、しっかりと取ってもらう事が大切です。

和服の場合、シミ抜きをしないお店の方が圧倒的に多いです。
依頼する前に確認をし、あいまいな返事しか返ってこない場合は注意してください。

シミ抜きができるお店なら「汗を取っておきます」とはっきりした返事が返ってきます。

目に見えないシミや汗が付着していたとしても、
保存パックをしておけば変色が出たりカビが生えてしまう事もありません！

今回のこの和服もシミ抜き後に保存パックを依頼されています。
変色は空気中の酸素に触れることで酸化し変色します。

無酸素パックなので酸素に触れることもなく雑菌も繁殖できませんので、
変色してしまう事もカビが生えたり繁殖したりする事がないんです。

振袖はもう何枚もお預かりしています。

クリーニング後、（特に振袖の場合）保存パックをご希望される方がほとんどです。

振袖クリーニング代金は12000円（税抜き）〜
長襦袢は4000円（税抜き）〜
帯は4000円（税抜き）〜

保存パックは1枚パックが2500円（税抜き）、3点パックが3500円（税抜き）です。

将来生まれてくるお子さん、さらにお孫さんまでも着させてあげられるようにと考えられた保存パックです。

金額もそれほど高くなくとても効果の高い物です。
しまう時には保存パックをし、安心してしまってください＾＾