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ダウン(羽毛)クリーニング

〜とても落ちにくい擦れ付いた汚れ〜


ダウン製品クリーニング参考価格(令和元年9月現在・税抜き)
経営革新を取得した当店独自の羽毛クリーニング
経営革新取得とはどこも取り組んでいない方法として申請し国、県から承認された、当店独自で確立した新しい羽毛ドライクリーニング方法です。
ウール素材のなど、水洗いでは風合い変化が出てしまう素材(ウールなど獣毛品等)でも羽毛を傷めることなく、風合いや質感を損なうことなくクリーニングすることができます。
全品羽毛を膨らめるふっくら加工
汗など嫌なにおいの発生を抑える抗菌・防虫加工付き
ブランド品参考価格
(よくご依頼のあるブランド・モンクレール、デュペチカ、 水沢ダウン・カナダグース、タトラス、ヘルノ、シュプリームなど、)
ダウンブルゾン           5800円〜
ダウンハーフコート         6800円〜 
ダウンロングコート         8500円〜
ダウン(羽毛)の臭い取り
新品時から羽毛独特の獣臭がする製品のニオイを取ることができます。
クリーニング代金+2000円〜

汚れの度合いにより2度洗い、クリーニング+染み抜きなど必要な場合は 別途お見積もりとなりますのでご相談ください。
羽毛布団クリーニング目安
(基本水洗い・全品嫌なにおいの発生を抑える抗菌加工・ふっくら加工)

薄手羽毛布団       4000円〜
厚手羽毛布団       6800円〜
掛けた時の首に当たる部分の変色、全体変色を撮る場合は復元洗い。
状態により出来るものできないモノがありますので要見積もり



おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。
冒頭の経営革新は、お世話になっている銀行から、「大友さんのやっている事なら経営革新も取得できるから申請して見ませんか??}って声を掛けて頂き申請し、承認されました^^
経営革新を申請する際、登録商標や実用新案、特許なども色々と教えて頂き良い勉強ができる機会を頂けたと感謝しています^^
最近あまり聞かなくなったけど一時安倍総理がイノベーションってよく言っていましたが「革新」の事ですね。
「革新」も経営革新を取得時にどのように文章化したらよいかなど教えて頂いた時に理解できたことなんです。
当店が独自で、とか、
誰にも教わらずにやってきたこと、とか、
ブログなどで自信をもって言えるのも「革新」の繰り返しを自身でやってきたからなんです。

当店がやってきたことは全くのゼロから。
今無い新しいものを作り出すなんて事はなかなかできません。

だからほかの業種の方が持っている技術を見て、自分の仕事に応用できそうなことを取り入れたら、今無い新しい事ができるようになったり、
業界ではできないと言われている事ができるようになったりなど、新しい事を作ることができたんです。



そんな話をしていたら、それがイノベーション、「革新」なんですよ!って。
今ある技術と今ある技術を組み合わせて新しいモノを作っていく事が革新なんですね。
だから、何を出していくか?って事を10くらいかき出したのですが、どれもいけそうだから、まとめてだともったいないので小出しに順番で取っていきましょう!って言われました(笑)

 

さて、じゃぁ、何が革新だ?って話。
クリーニングって汚れを取る、シミを取るとか「取る」事はしても「入れる」事ってほとんどしないんです。
羽毛はドライクリーニングすると脱脂され広がらなくなりダメになるって羽毛協会に問い合わせた時説明受けました。
羽毛が傷む原因はドライクリーニングするから、とも言われました。
まぁ、言われてみれば確かにドライクリーニングは脱脂します。
例えば最近すごく増えてきたのがカシミヤコートなどの風合い直しです。

クリーニングに依頼したら「ぱさぱさになってしまったうわっ」とか
「毛布のような風合いに変わってしまったガーン」なども、主に脱脂が原因。

抜いてしまったらどうすればいいか??て改善方法考えたら「入れる」しかないですよね。
何を入れたらいいのか?入れる方法は??ヒントは全て他業種からでした。
同じように改善させる洗い方をしているお店もあるかもしれないけど、
当店は教わってもいないし、指導も受けてはいない、全て独自でマニュアルを作り確立した方法なんです。

例えば油って腐ると異臭が出てきます。
服だとオイルコーティングされたバブアーってブランドの服は日本の気候にあわないので数年もすると臭いが出てきます。

革製品も油分をかなり持っていますから、古い油を取り、新しい油を入れる、油分の入れ替えをしています。
クリーニング店だから古いモノは洗って取る!(笑)
という事で(いきなり話は変わります)羽毛ハーフコートのクリーニングですが、このこすれ付いた汚れって洗うだけでは取れないんです。
クリーニングに依頼したのに汚れが全然落ちてこないって言われる筆頭の汚れなんです。
綺麗にするには一手間、いや・・・二手間かな・・・



擦れながら付く汚れは普通に洗うだけだと落ちないんです。
このタイプの汚れは水洗いだけではほぼ取れない汚れ。
家庭で洗う場合、できる限り綺麗にしたいって思ったら、服全部をブラシ掛けなど物理的に汚れをこすり落とす感じの作業をしていきます。
ナイロンやポリエステル素材で薄手の生地だとブラシ掛けすると線状に(ひきつれ)傷になるので、加減するなり、スポンジにするなり注意が必要です。
水洗いだと汚れが落ちにくいというのも、着て付く汚れは水溶性と油性の両方+不溶性と言って水にも油にも溶けない汚れが付くからです。



こうした汚れを落とす手順は、最初に油性系の汚れを落としてから、水溶性の汚れを落としていきます。
油性系の汚れってベトベトしますよね。そのベトベトが接着剤の役割をするため落ちにくいんです。
なので、油汚れに強い洗剤を使わないと汚れは落ちにくく、水洗いをしながら油性系の汚れを落とそうとすると、繊維の中に洗剤に溶け出した油汚れが入り込み落ちにくくなるためお湯などで洗い流すことも必要になったりします。
水洗いだけだと苦労する割にはあまり綺麗にできないので汚し過ぎる前に洗って落としていく事が大切なんです。



クリーニング店の場合だと、家庭では絶対にまねできない「ドライクリーニング」ができるんです!
洗剤に溶けた油汚れが繊維の目の中に入り込み、すすぎ切れずに繊維の中で固まってしまうとものすごく取れない油汚れとなります。
ドライクリーニングは水分を含まない石油系溶剤なので、油を溶かし取っていきます。
ドライクリーニングでは汗など水溶性の汚れが取れない!と言われますが、油のみを取り水溶性の汚れはドライ溶剤に溶ける事もないため水溶性の汚れを落ちにくくすることもないんです。
なので、ドライクリーニングした後に、水洗いして水溶性の汚れを落とすという順番で洗って行く事でこうした取れにくい汚れもかなり綺麗にすることができるんです。
ただし・・・ドライクリーニングする前の一手間、水洗いする際の一手間を掛けないとあまり綺麗にならないモノもあり、その筆頭がこすれ付いた汚れになります。



こんな理由から品質表示に記されている洗い指定を見る事も大事で、ドライクリーニング、水洗い両方とも可となっているモノを選んだ方が汚れしてしまった時、圧倒的に綺麗にできるんです。
最近だと、水洗いはできてもドライクリーニングは不可、となっているダウン製品をよく見かけます。
ドライクリーニングは灯油と同じような石油系溶剤なのでダウン製品にされているコーティングやボンディング加工など溶けて剥がれてしまったりするんです。
要するに、ドライクリーニング不可商品をドライクリーニングすると服がダメになってしまう可能性が高いという事です。
小さな範囲ならシミ抜きで対応できますが、今回のように全体だとシミ抜きでできる範囲を超えています。
でも、洗い方次第でだめにならないようドライクリーニングすることができるんです。
この辺りも経営革新同様、今ある技術とずっとやってきたクリーニング方法との組み合わせる事で作っていった当店独自のクリーニング方法なんです^^

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