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藍染めハッピ色落とし・年期入れ!

藍染めハッピ色落とし・年期入れ!

 ハッピ和洗い・色落とし参考価格 2019年4月現在(税抜き)
 色抜き(年期入れ)    6000円〜
 
年期入れは2段階 
  1: 5〜6年程度の年期入れ! 白け感、スレ感が出る感じ
  2: 10年以上の年期入れ! 藍独特の水色感が出る程度まで
   (染められ方により仕上がりは変わりますので目安となります。)
 ※色の抜け方はどんな染められ方をされたかにより、
  違いが出てきます。

  表面に別の方法で色が載せられている場合、
  自然な年季が入ったような感じにはなりません。

  「藍」「インディゴ」染めされている事を前提として、
  年期入れ(色抜き)をさせて頂く事になります。



おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です

浜松祭りが近づき、新品のハッピは「粋じゃない!」「着たくない!」って祭り男、増殖中!(笑)
という事でハッピに年期を入れちゃいます!

色を抜きながら適度な使用感(スレ)を出したり、10年、15年と使い込んだような年期を入れたりすることができます!
今回のハッピのお客様には「メチャかっこいい!!」ってとても喜んで頂けました^^

基本、藍染め・インディゴなど植物性染料で染められているものは通常の服を染めている化学染料のようにフィックス処理(色止め)が効かないんです。なので、植物性染料で染められた物の色止めは少し特殊な方法で止めていきますが色落ちしなくなるわけではありません。

色が付けられているものは紫外線などで分解(見えなくなる)されたり、空気中の酸素による酸化で変化したり洗ったり着たりしている時のスレなどで色は必ず落ちていきます。

時折、絶対に色落ちしないよう染めることできますか?って感じのお問い合わせもありますが・・・できません!

色止めも、服の染めを手がけた事でクリーニング業界にはない事を色々と学ぶことができ、今のサービスの応用しています。
だけど・・・染められている物に色々とありすぎ、特にハッピの場合は色止めは出来るものできないものとあります。

洗うだけでもムラや激しく色が落ちてしまうハッピ事例はここをクリック!


  

さて、今回は使用感のある程度の年期入れ!と水色になるくらい使い込んだ感がある年期入れ^^
この色抜きを始めてから、色々と試行錯誤し、年期の入れ方2段階!レシピを作りました。

じゃぁ・・・なんで2段階なんだ?っって??
それは、先のご説明通り、お預かりするハッピの織や厚さなど質の違い、染め方の違いなどがあり、仕上がりも変わるんです。

多少使用感がある程度に年期入れをしよう!とやってみたら20年位使った感がるような感じになってしまったり、逆に水色になるくらいって思っても使用感が多少出た程度にしかならなかったりなど・・・

同じ藍染めと注文して作るハッピでも、作られ方(染められ方や素材)の依存率が高いため、使用感が出る程度、もしくは使い古した感が出る程度の2段階とさせて頂きました。

  

今回はいろいろな角度から見た画像を撮りました。
どっちがどっち?は見て頂ければわかると思います^^

お祭りは春夏秋冬年間通してどこかであるため、「年期入れ」のお問い合わせも年間通して日本全国からあります。

ハッピを作ったけど「まっさらな新品は粋じゃねぇ!着たくねぇ!!」って方は年期の入り具合をご覧下さい^^


  

まずは一着目の年期入れ完成です^^
画像の難しいところは肉眼で見た時とかなり違って見えること。

カメラが色々と綺麗に取れるよう補正するからなのですが、この法被も画像よりかなり水色っぽい感じになっています。

  

こちらは使用感が出る程度、上のハッピより色が濃く残っています。
でも画像ではそうは見えない・・・??(汗)

じつはこの法被のお客様、数年前に作られた時も当店で年期を入れさせて頂きました^^
前回の年期入れが気に入って頂けたようで、今回もまた年期を入れてくれ!っと持ってきて下さいました。

  

色味の違いがわからない?という事で、3枚並べて撮ってみました。
一番最初の画像(参考価格の横)と比べて見てください。

上から一枚目と二枚目が最初の画像のハッピです。
こうして並べると、2つの差がはっきり見えますね^^

しっかり年期入れすると、15年、20年と使ったハッピが色褪せ水色になった感じの色目が出てきます。
こんな感じに出来るものは、藍染め、インディゴ染めされたもので、ちゃんとした染め工程で染められています。

Gパンはインディゴ染めされている糸を織り込まれているものがほとんどなので、
色の濃い方の適度な使用感やスレ感が出てきて、さらに色が抜けてくるとこんな感じの水色感が出てきますね。

色の抜け方もどんな染められ方をされたかにより、違いが出てきます。
表面に別の方法で色が載せられている場合、自然な年季が入ったような感じにはできないんです。

必ず説明させて頂いておりますが、当店は「藍」「インディゴ」染めされている事を前提として、
年期入れ(色抜き)をさせて頂く事になります。

  

上は生地のアップです。
同じ綿ですが、一目で織りの違いがわかります。

服を染めるときも同じなのですが、織が違えば例え同じ素材でも染まり具合が変わります。
例えばこの2つの生地を同時に黒で染めても、並べてみると色味が違う黒になります。

服でも、色が長持ちせずすぐに褪せてしまう服もあれば長持ちする服もあります。
素材の織りの違いでも抜けやすい、抜けにくいがあり、同じ染料で同じ素材を染めても染め方次第で色の定着力も変わります。


中には藍染めとして作られたハッピでもどんな色の付け方をされているのかわからないものもあり・・・
一度年期を入れてしまうと元に戻すことはできませんので、お受けする場合は以上の事をご了解頂けた場合のみ、となります。

おしゃれ工房You友のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
ご意見、疑問など、全国どこからでもお気軽にお問い合わせください。

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